【クェン酸のヤバい話】ヤバいはいつからやばいのか？

「まじヤバいんだって納期、このままじゃマズいんすよ」

と原稿のチェックするクェン酸の耳に聞こえてきたのは、後輩Kの焦る声。

 

さて、貴方も一度は口にしたことあるのでは？
いやいや一日も口にしない日は無いかもしれない言葉、

 

 

すなわち

『ヤバい』

 

いやー、便利ですよね。

今は良い意味にも悪い意味にも使える。
僕も今まで何万回使ったかわかりません。

 

そんな有用な現代語『ヤバい』ですが、「その語源は？」「いつから使われてるの」と聞かれると少々困ります。

なんか最近使われ始めた気もするし、そう言えば昔からある気もするし、

 

言われてみれば「やば」って何やねん、となります。( ･∀･)ｱｯﾊｯﾊ

「やば」というのは具合の悪い様、危険な様子を表す形容動詞です。

 

明治6年に東京・中村座で初演された『滑稽膝栗毛』の中で、

「おどれらやばなことはたらきくさるな」

という一説が有り、当時は「やば」が世間的に使われていたことがわかります。

その「やば」が形容詞化したのが「やばい」です。

他にも「やば」は泥棒や香具師（※やし、昔の露天商の意味でヤ○ザとほぼ同意ｗ）などの隠語にも使われていたそーな。

つまりは『ヤバい』って100年以上前から使われている言葉なんですね☆

ま、常用で使われ始めたのは80年代ぐらいからだそうです。( ･∀･)ﾔﾍﾞｰ

 

「最近の子供はなんでも『ヤバい』しか言いよらんし、けしからん。。。」

と、お嘆きのご年配の方、いやいや意外と若者たちは温故知新を図って

「超ヤバいｗｗ」と口にしておるのかもしれません。

 

その語源を思えば、何となく溜飲が下がる気がしませんか？

 

まぁ、しませんけどね。